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2012年04月22日
たそがれクライマー奮闘記(14) 安定した3点からの動き
さて、これまで片手と両足を使っての3点の安定したバランスを見てきた。
もう一方の片手はフリーだから、次の動作はこのフリーの手を伸ばして、次のホールドを取りにいくことになる。しかし、3点で安定しているので、この手を伸ばす範囲は限られてしまう。つまり、動きが小さくなるということだ。
また、動作の流れとしては次のようになる。左手でホールドを掴み(1番目の動作)、右足を動かし(2番目の動作)、左足を動かしてバランスをとる(3番目の動作)。次に、右手でホールドを掴み(1番目の動作)、左足を動かし(2番目の動作)、右足を動かしてバランスをとる(3番目の動作)。
1,2,3。1,2,3の繰り返しだ。昔、アルパインでよく言われた3点確保なのだ。
確かにこの動作は安定しているが、動作の範囲が限られてしまうし、1,2,3、1,2,3ではテンポも遅い。
リズミカルに登るには易しいところを1,2、1,2で登っていきたいのだ。では、どのような場合にそれが可能なのか。片手、片足の2点でのバランスを考えてみる。
投稿者 sue_originalcv : 2012年04月22日 20:17
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