<2011-03-01> メールマガジン No.91
[撮影四方山話] 日航ジャンボにお別れ
- オリジナル・シー・ヴイ代表の末次です。
死ぬ気で走れば、一躍、時の人。東京マラソンの結果は、沈滞している日本陸上長距離界に、喝を入れた出来事でした。
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＜目次＞
１．[撮影四方山話] 日航ジャンボにお別れ
２．先月のイチオシ!! ビデオ作品 →「＊＊＊＆＊＊＊ ～＊＊＊～」
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１．[撮影四方山話] 日航ジャンボにお別れ
２月２０日の紙面に「羽田空港で日航ジャンボにお別れ」という記事が載っていました。
実を言うと、私はボーイング７４７－４００（通称ジャンボ）に搭載されたコックピット用１０．４インチディスプレイの設計開発に携わりました。というよりも、その図面を引いたのは私です。
このディスプレイは私にとって会心の作でした。一発で設計が決まったと言ってもよく、当時の最新の要素技術をふんだんに盛り込みながら、ほとんど最初の設計図面から修正を行っていないと思います。
これには布石があって、この前に私が設計した製品があまりに斬新（無謀）過ぎて、失敗の連続だったのです。その失敗がこの１０．４インチディスプレイにすべて活かされたわけです。
そして、量産体制に入ったのですが、私はいつも不安でした。「どこかで飛行機が落ちた」と聞く度に、それは私が設計したものに起因するのではないかと、びくびくしてました。
しかし、そのジャンボ機が四半世紀の時を越え引退すると聞いて感無量です。
そして、今になって、どれだけ多くの皆さんに支えられてきたかということがよくわかります。
生意気な私にこの設計開発の機会を与えていただき、そして、私の失敗をことごとく完璧にフォローしていただいた上司の方々、また、量産にあたっては私の引いた図面通りにきちっと製造していただい製造部の皆様、タフで根気のいる品質保証をトレースしていただいた品質保証部の皆様、他にも生産設備、計画などなどすべての皆様に心より感謝申し上げます。
同じ業界にいらっしゃる方ならばわかると思いますが、技術革新の激しいこの世界で同製品を四半世紀以上造り続けるということがどれだけ大変なことか、ご理解いただけると思います。
最後に、ジャンボ機に携わったすべての方々に、本当に永い間ご苦労様でしたと心より申し上げます。
２．先月のイチオシ!! ビデオ作品
作品名「＊＊＊＆＊＊＊ ～＊＊＊～」
制作 埼玉県男性
作品時間 ５分
結婚披露宴の余興も時と共に、様々に変化していく。
というか、もう大体パターンは出尽くしたかと思いきや、また、新しい余興が生み出されくる。人間の想像力に限界など無いようだ。
今回ご紹介する作品はミュージックビデオなのである。
ひとつの曲のフレーズ毎に、歌う人やシーンが変わる。参加者はご友人ばかりでなく、新郎新婦のご家族まで登場するのだ。
出来上がってみればご友人とご家族によるミュージカル・ムービーとは言わないまでも、その雰囲気を漂わせて、新郎新婦に贈る壮大なショーとなっている。
企画、そして、撮影される方は大変なご苦労だと思うが、出来上がったものは新郎新婦への最大のプレゼントとなることに間違いない。
＜＜ お客様のご感想 ＞＞
想定外の仕上がりで満足してます。パッケージもこっていてビックリしました。
この度は、期間がない中からの相談に快く応じて頂きありがとうございました。おかげ様で、いい余興になりそうです。
また機会がありましたら、是非宜しくお願い致します。
