作品名「***まつり」
編集 Original CV 制作 ***実行委員会
作品時間 40分- この会社では、7年ぶりに「***まつり」が復活した。社員同士のコミュニケーションを深め、チームワークを良くすることが目的である。
私も大学を卒業して会社に入った頃、事業部の運動会というものがあり、社員同士の親睦を深めた経験がある。私の場合は先輩から怒鳴られっぱなしであったが・・・。この運動会もこの「***まつり」と同じ毛色のものだ。
当時、日本は世界におけるモノ作りの最大の拠点であり、ジャパン アズ ナンバーワンを自負していたころだった。しかし、いつの頃からかこの運動会は開かれることがなくなった。
今、「***まつり」の録画映像を編集しながら、私が過去に経験した空気とは違ったものを感じる。すごく乾いているのだ。誤解を招くといけないが、コミュニケーションが悪いというのではない。コミュニケーションの質がドライなのだ。
今はインターネットを通じて電子メールがあり、誰でもが携帯電話を使う時代だ。そのような時代には、それに適したコミュニケーション方法が必要だということなのだろう。
それぞれの企業は自らの文化として、その企業体質に適合したコミュニケーション・スタイルを模索し続けている。 - メールマガジン No. 52 2007-12-01