各祭神を祀る神社の広がり
まず、国立国会図書館デジタルコレクションの『明治神社誌料』の中から「旧県社格」以上の神社を選び出し、祀られている祭神毎に『旧社格』としてマッピングしています。その次に、『延喜式神名帳』を見て、前記『旧社格』でありながら『延喜式神名帳』の中にも名前のある神社を『式内社』としてマッピングしています。
これによって、『延喜式神名帳』がまとめられた10世紀頃から『明治神社誌料』がまとめられた19世紀頃までの約900年間に、各祭神を祀った神社がどのように広がっていったのかを知る目安になると考えました。