[PR] ビデオ作品放送サービス・実験開始!
- オリジナル・シー・ヴイ代表の末次です。
さあ、ゴールデンウィークです。ビデオカメラで、あなたの素晴らしい体験の記録を残しましょう。
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<目次>
1.こんなことも出来る!? → ビデオ作品放送サービス・実験開始!
2.先月のビデオ作品 → 「早春クルーズ・油壺」
3.ビデオ撮影上達の秘訣 → 第10回 水平線、地平線
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1.こんなことも出来る!? → ビデオ作品放送サービス・実験開始!
クライミングのビデオ作品については、すでにOriginal Climbing Video(http://www.originalcv.com/climbing)サイトで多数の作品をインターネット放送しています。世界70カ国以上からアクセスを受け、クライミングジャンルの人気サイトととして定着していることは周知の通りであり、世界中から高い評価をいただいております。
さて、今回改めてビデオ作品放送・実験開始というのは、クライミング以外の作品についてです。
これまでOriginal CVでは、結婚式や親しい方々における旅の作品等々を多数編集してまいりました。これらの作品についてはプライベートな情報が多数含まれておりますので、作品をインターネット上に公開したいという方はほとんどございませんでした。
しかし、その一方で、ライフワークとして取り組んでいるものをぜひとも紹介したいという方々も多くいらっしゃることがわかりました。この中には、自分史、オーナー企業の足跡、ご自分の取得した独自技術の伝達、あらゆるジャンルでのご自分の制作した作品の紹介等々枚挙にいとまがありません。
世の中に埋もれている個人の知識資産を公開し、広く世の中に活用させたいと思っていらっしゃる方々に少しでも当サービスがお役に立てればと考えています。
まず、その最初の例として、画家 吉川 榊さんのご自宅のアトリエを取材撮影して制作した「仏画の春」を紹介したいと思います。
なお、現在、システムや料金等を検討中です。当サービスの具体的な実施は7月1日からを予定しています。
2.先月のビデオ作品
作品名「早春クルーズ・油壺」
撮影 Original CV 制作 神奈川県 男性
作品時間 19分 (テープ録画時間 90分)
油壺は三浦半島の先端にあり、日本でも有数の素晴らしいヨットハーバーである。また、首都圏に近く、仕事の疲れを癒すために週末を波間に漂いながらのんびりと過ごしたいという方にはこれほど素晴らしい場所も他には無い。
ある透き通るように晴れ渡った春の朝、このヨットハーバーからクルージングをスタートした。オーナー、クルーらはてきぱきとヨットを誘導し、今回お招きしているゲストを暖かく迎えた。
マストに帆を張り、風を捉える。力を得たヨットは、波を切ってぐんぐんと進む。そして、早春の相模湾をひたすらに走る。陸は遠く離れ、大海にぽつねんと置かれたこの感覚は乗った人でないとわからないだろう。
クルージングの楽しさは海に同化していくようなそんな不思議な感覚にあるのかもしれない。
<<お客様のご感想>>
大変よい出来栄えのビデオです。ありがとうございました。クルーの連中には「とてもよいから見ないで買えよ」と Eメールを打っておきました。
3.ビデオ撮影上達の秘訣
第10回 水平線、地平線
前回はズーム、パンの注意点について説明しました。今回は水平線・地平線について説明します。
中心的な被写体に注目し過ぎて、バックの水平線や地平線が傾いていたという経験はありませんか。そして、これは後で気付くから性質が悪いです。もう一度撮り直しといったってすぐには出来ませんから。
結局、中心的な被写体はばっちりなのだけど、バックの水平線や地平線が傾いているという理由で没に・・・。
では、水平線や地平線が傾いているとダメなのかというと一概にそうとは言えません。それを意識して撮る場合もありますから。要は視聴者にその映像が受け入れられればよいと思います。
しかし、一般的には水平線は水平であるというのが世の中の常識です。地平線の場合は大きな山の裾野のために傾いているということも有り得ますから、それほど違和感には感じないかもしれません。
次に、水平線を水平に撮るにはどうしたらいいでしょうか。ファインダーを覗きこんで、四角の枠の上辺と下辺に平行になるように水平線をもってくればいいんです。水準器つきの三脚をお持ちの場合はそれで平行の位置だしをすればよいでしょう。
皆さんは何を当たり前なことを言っているんだとお思いでしょうが、ビデオカメラの場合はそれだけでは片付かないことがあります。それは前回お話したカメラを横に振る動作であるパンです。
浜辺に立って、真正面に水平線を見るようにカメラを設置したとします。そこで-15°から+15°までパンをしたとします。これはほぼ問題なく水平線は水平に撮れるでしょう。
ところが、次の設定ではどうでしょうか。浜辺を遠くからこちらへ走ってくる人を追うとします。遠くにいるときに水平線を水平になるように位置だししました。人は手前に近づいてきますので、それに合わせるようにカメラをパンします。あれあれ、水平線が傾いてきませんか。
傾いてしまう人はカメラの角度に仰角、或いは、俯角の成分があるのです。カメラの高さを調整して、違和感のないようになるまで調整をしましょう。
次回は画角について説明します。では、次回をお楽しみに。