[PR] トップページにビデオ作品を紹介
- オリジナル・シー・ヴイ代表の末次です。
これから梅雨に入ります。鬱陶しいと考えるよりも、雨上がりの紫陽花の美しさを楽しむゆとりが欲しいものです。
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<目次>
1.こんなことも出来る!? → トップページにビデオ作品を紹介
2.先月のビデオ作品 → 「天国の憧憬 ~ニュージーランドの旅~」
3.ビデオ撮影上達の秘訣 → 第11回 画角
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0.新着ビデオ作品(インターネット上に公開をご希望される)
・「山の庵」・・・「石と語る旅」の執筆を続ける建築家 山田啓介さんの別邸を紹介します。
・「Hair Rhythm」・・・ヘアサロン「Hair Rhythm」のご紹介です。
1.こんなことも出来る!? → トップページにビデオ作品を紹介
インターネット上に公開をご希望されるビデオ作品をトップページに紹介します。(http://www.originalcv.com/)
また、このメールマガジンでも 「0.新着ビデオ作品」として紹介します。
Original CVが主催する「Original Climbing Video」サイトのストリーミングビデオフォーマットはReal playerです。しかしながら、このReal playerをダウンロードすることに非常に大きな敷居を感じていらっしゃる方も多いと伺いました。
よって、当サイトのストリーミングビデオフォーマットはWindows media playerを採用しています。これはWindowsに標準装備されていますので、Windowsをお使いいただいている方はそのままビデオ作品をお楽しみいただけます。
今後、お客様のご要望により多数の作品を紹介する予定ですので、楽しみにお待ちください。
2.先月のビデオ作品
作品名「天国の憧憬 ~ニュージーランドの旅~」
撮影 東京都 男性
作品時間 42分 (テープ録画時間 104分)
旅の楽しさは旅自体にあることはいうまでもないが、帰国後録画したビデオを見ることでも新たな発見がある。
私はある晩、編集後完成した作品を持参してお客様宅で行われた試写会に参加した。そこには旅に参加された皆さんが全員集まり、出来上がった作品を見ることを心待ちにしておられたのである。
試写会が始まると、皆さんのそれぞれの想い出が一気に噴出され、大変賑やかで笑いあふれるものとなった。そこにいると私も実際に旅に行ったような錯覚におそわれ心底楽しい体験をさせていただいた。心から御礼を申し上げたいと思う。
さて、前ぶりが長くなったが、作品を紹介しよう。
この作品はニュージーランド南島を旅したものである。クライストチャーチに降り立つと、まずは港町アカロアで一泊。翌日は鯨を見にカイコウラへ行くが荒天のため船は出ずに×。翌日、今度はマウントクックヴィレッジへ向かうが、この日も悪天のため遊覧飛行できずに×。翌日は更に南下してクイーンズタウンでバンジージャンプを見た後、ティアナウへ行くが宿が見つからず放浪。やっとのおもいでティアナウから100km離れた寂れた町ラムズデンでホテルを見つけた。前半は散々なのである。
後半はミルフォードサウンドの遊覧船に乗った後、当初、東海岸沿いを北上する計画だったものを変更し、マウントクック遊覧飛行に再挑戦することにした。この辺りから神様が微笑み出した。明日のマウントクック遊覧飛行の前に、泊まったところはテカポ湖畔。このロッジから見る景色は、まさに神から与えられたもの。天国の憧憬だ。翌日のマウントクック遊覧飛行も成功。皆さんが飛んだ後の飛行は悪天のためキャンセルされたというから、完全にツキが回ってきたのであった。
全編、ニュージーランドの美しい景色が溢れた素晴らしい映像だ。深く吸い込まれる紺碧の空。次々と流れてくるグレイと白の積雲。シャワーの後に見せるまぶしいばかりの木々の緑。そして、到るところに見せる美しい虹。
最後に、参加者の一人がエンディングで語る言葉でこの作品の紹介を終えよう。
「旅というのは想い出の宝物だと思うの。今日も一杯の宝物を見ましたね。そして、これからもまた、宝物を探しに一緒に行きましょうね。」
3.ビデオ撮影上達の秘訣
第11回 画角
前回は水平線・地平線について説明しました。今回は画角について説明します。
一般に画角といってもどのようなものを被写体に選ぶかで大きく変わります。
今回は特に私の経験からお話したいと思います。私は山、そして、クライミングを中心に撮影してきました。山の撮影でいつも思うことは、巨大な山塊に接したときにどのように撮りきるかということです。
ビデオカメラをその山塊に向けても入りきりません。そこで止む無くパンをして撮りますが・・・。しかし、その山塊の大きさを表現することはなかなか難しいです。
できればもう少し下がって広角で一気に撮りきってしまいたいといつも思います。そこで当たり前のことですが、私はワイドコンバージョンレンズを常に装着しています。それでも撮りきれなければ仕方ないと諦めます。
ちょっと古い話ですが、私が愛用している市販のソニー製DCR-TRV900と業務用のソニー製PD150の違いについてある雑誌に記事が載っていました。
TRV900はDVで、PD150はDVCAMですから、当然駆動系は違います。しかし、光学系はひとつのことを除けば同じだというのです。そのひとつとは、PD150がワイドコンバージョンレンズを常備しているということ。もちろん、それに合わせてボディも強化されています。
ということは、TRV900にワイドコンバージョンレンズを装着すれば、PD150と光学系は同じじゃん。これで撮影がうまくいかなかったからといってカメラを言い訳に出来ない。それは自分の撮影の腕が悪いだけでしかない、と思いました。
私は山を多く撮られるとうい方にはワイドコンバージョンレンズを常備することをお薦めしています。
次回はカメラアングルについて説明します。では、次回をお楽しみに。