[PR] OCV会員のジャンルを旅にも拡充!
- オリジナル・シー・ヴイ代表の末次です。
オリンピックとアメリカ大統領選のあった閏年の2012年も残り1ヶ月となりました。そして、この師走に衆議院選挙。最後まで忙しい1年となりそうです。
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<目次>
1.[PR] OCV会員のジャンルを旅にも拡充!
2.先月のイチオシ!! ビデオ作品 →「前穂高岳屏風岩 雲稜ルート・東稜」
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1.[PR] OCV会員のジャンルを旅にも拡充!
現在、OCV会員はクライミング撮影を行うことを基本としていますので、対象者はクライマーです。この対象者を来年からは旅をする人にも拡充していきたいと考えています。
OCV会員の方が旅をする場合、国内でも海外でも、Original CVのカメラマンが同行して撮影し、ビデオ作品を制作します。
特に、海外の旅の場合は、Original CVは経験豊富ですから、旅の企画段階からアドバイスできますし、現地での言葉の問題でもお役に立てるでしょう。
何よりも、旅をしたこと自体をプロのカメラマンが撮影し、そして、ビデオ作品として記録に残すことができるということが、OCV会員の大きなメリットです。
旅をビデオ作品として残すことは素晴らしいことです。以前、旅をされた方がビデオ作品を創られたときのコメントが残っていますので、紹介しましょう。
「楽しかった旅行も日がたつにつれて思い出も忘れがちなものです。だからと言って、撮影してきたビデオをすべて3、4時間かけて見ることもなかなかできないものです。
ビデオを編集していただき、音楽とともに良いシーンのみで綴られたこのビデオは、まるでテレビドラマを見ているような感じさえ覚え、大変感動しました。
また、折に触れ時々繰り返して見ることができるので、そのたびに旅の思い出が脳裏に浮かんできます。何度も、思い出と一緒にその場所に行けるのです。
ビデオ編集していただいてよかった。これは、私の思い出の宝石箱です。
ありがとうございました。すばらしいの一言です。」
皆さんもOCV会員になられて、旅の記録をビデオ作品として残してみませんか。
2.先月のイチオシ!! ビデオ作品
作品名「前穂高岳屏風岩 雲稜ルート・東稜」
制作 Original CV
作品時間 44分
アルパイン・クライミングはその困難な状況に打ち克つことが最大の醍醐味であり、多くのクライマーを虜にするものであるが、その一方で、常に危険を伴う。
クライマーはその危険を最小限に止めるべく、綿密な計画を練り、訓練によって的確な状況判断を学ぶ。しかし、山という現場に行って、危険を最小限にする最も重要なことはスピードである。
つまり、危険なところに行くのだけれども、そこに長居をするのではなく、スピードを生かしてさっさと通り抜けてしまうのである。
今回、同行して登った前穂高屏風岩・雲稜ルートもすごいスピードだった。
陽が昇ると同時にT2の取り付きから登り始めたが、雲稜ルートの終了点に着いたのは10時半頃だった。
今回リードしたKさんは言う。
「考えるから登れないんだよ。何も考えずにさっさと登ってしまう。」
このように言い切るクライマーもなかなかいない。Kさんはやはり長嶋茂雄さんのような才能を持っているんだろう。常人にはわかりずらい。
確かに、ああでもない、こうでもないと悩んでいるよりはエイヤッと行ってしまった方がよいときもあるが・・・。
というわけで、あまりに早く雲稜ルートを登ってしまったので、余る時間を東稜の登攀に費やそうということになった。結局は東稜の2ピッチまでを登ってしまった。
クライマーもいろいろな個性も持つ人たちがいる。だから、ますますこの世界が面白いと思うのだ。