[PR] 被写体の形を撮るのではなく心を撮る
- オリジナル・シー・ヴイ代表の末次です。
立春。 Estamos en primavera, verda?
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<目次>
1.[PR] 被写体の形を撮るのではなく心を撮る
2.先月のイチオシ!! ビデオ作品 →「アンニョンハセヨ~」
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1.[PR] 被写体の形を撮るのではなく心を撮る
失敗をすることは悪いことでも不名誉なことでもありません。逆に失敗を恐れてチャレンジしないことの方が後々、後悔することになるのではないでしょうか。
私は撮影をするたびに思うことですが、真摯にチャレンジしている人は本当に美しいと感じます。結果が成功、失敗を問わずに、そのチャレンジしている人の空間、時間が珠玉の四次元です。
その人の目線の先に何が見えているのかをファインダーを通して追っています。
先日、TVを見ていると、大相撲の初場所に写真家の浅井慎平さんがゲスト出演していました。そこで、浅井さんは稽古場で撮影した横綱白鵬の上半身の写真を紹介されたのです。
一見、普通の写真のように見えますが、浅井さんは横綱の焦点が合っていないような目を指して語りました。
「横綱の目線の先に何が見えているのでしょうね。いや、何を求めているのか。あなたはどのように思いますか。」
この同じ感覚を私はいつも持っています。カメラマン特有のものでしょうか。
被写体の形を撮るのではなく心を撮る。
それが浅井さんの1枚の写真から教えられたものでした。
2.先月のイチオシ!! ビデオ作品
作品名「アンニョンハセヨ~」
制作 神奈川県男性
作品時間 11分
昨年の暮れに問い合わせがあり、近くの駅のスタバでお会いすることにした。
相談の内容は小さなUSB1個に入っているデータから、10分程のプレゼンテーション資料を作って欲しいという依頼である。
USBの中には50枚ほどの写真と3時間ほどの映像データが入っていた。
「映像データは素人が撮影したものなので、手振れがあったり、短かったりでどのようにまとめてよいか、わからない。」とのことだ。
早速、持ち帰ってUSBの中身を見てみると、内容は子供たちが韓国の姉妹都市に表敬訪問して国際交流を行ったものだった。
確かに、ビデオカメラに慣れてない方が撮影されているので映像データに手振れが多い。しかし、それ以上に子供たちのはち切れるような表情に驚いた。
見るもの、触るもの、食べるものがすべて新鮮で、そこに子供たちの純粋な感動や喜ぶ姿があった。なんと言っても子供たちのキラキラと輝く目が眩しい。
3時間の映像データを10分にまとめるので、ストーリーに注意するのはもちろんのことであるが、なによりも10分の内容は子供たちのキラキラと輝く目の映像だけを取り出してビデオ作品にしたといってもよい。
子供たちのこの感動が未来の新しい地球を創っていく種になるのだと私は信じている。