[撮影四方山話] 北米人におけるsake(日本酒)ブーム
- オリジナル・シー・ヴイ代表の末次です。
"sake"はもはや世界に通じる日本の文化のひとつになっています。
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<目次>
1.[撮影四方山話] 北米人におけるsake(日本酒)ブーム
2.先月のイチオシ!! ビデオ作品 → 「Wedding in ******」
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1.[撮影四方山話] 北米人におけるsake(日本酒)ブーム
7年前、ロサンゼルス郊外にあるマリブクリーク州立公園でクライミングを楽しんでいたとき、たまたまそこに居合わせた、二人の子供が二十歳を迎え、そろそろ子育てから解放されるという女性とsakeの話で盛り上がりました。
「sakeは美味しいわね。口に含むとふわっと広がっていく感じがたまらないの。そこで質問があるわ。
白く濁っている酒と透明な酒は何が違うの?
また、同じぐらいの量を飲んだはずなのに、二日酔いになるときと、ならないときがあるのは何故なの?」
日本酒好きの人ならば答えは簡単でしょうが・・・。もう、この頃からsakeはアメリカでブームになり始めていたんですね。
先月、カナダから友人が突然やって来ました。彼はパイロットという職業柄か、いつも突然来るのです。
「明日、錦糸町の駅に午後7時集合!」
「えっ、明日ですか?」
ま、いつもこんな感じなのですが、今回は休暇で北海道のニセコにスキーを楽しんで来た帰りということで、カナダの友人を二人連れて来ていました。
対する幹事役の方はいつもとても大変です。すぐに錦糸町にある秋田の郷土料理の店に予約をされました。それでも私を含めて5人が参加しましたので、彼らと合わせて合計8人ということになりました。
ところで、カナダに行って、カナダの伝統料理を食べたいと期待しても無理です。まだ、建国して150年ほどしか経っていませんから、伝統となるような料理はありません。
そんなカナダ人が秋田の郷土料理を食するというのですから、彼らにとっては驚きの連続だったでしょう。
ハタハタ、白子、ぎばさ、・・・、きりたんぽ鍋。今回はまだ時期でないので、ネマガリダケやジュンサイは無かったけれど、私の英会話能力ではこれらをとても説明出来ません。
だけど、彼らは恐る恐るチャレンジしましたし、何よりも秋田産のsakeをガンガン飲んでました。余程、美味しかったのでょうね。大喜びでしたから。
店を出るとき、空の一升瓶3本がゴロッと転がってました。
しかし、純米で吟醸されたsakeしか飲んでいないので、翌日、二日酔いになることはなかったと思います。
2.先月のイチオシ!! ビデオ作品
作品名 「Wedding in ******」
制作 埼玉県女性
作品時間 21分
「あなた次第なのですが、・・・。
・・・
あなたが作る違う笑顔で3枚のショットを撮りますね。
・・・
すべて、うまく出来ますよ。
・・・
うーん、表情が変わらないのなら、つまらないんじゃないかと思っちゃうけど・・・。」
南太平洋に浮かぶ環礁の美しい島。ここでお二人だけの結婚式。
お二人以外には、神父様と、その模様を撮影している現地のビデオカメラマン、スチールカメラマンがいるだけ。
プロのモデルではありませんから、さすがに慣れない撮影に顔の表情が固くなります。
そして、徐々に雰囲気に慣れて来て、柔らかい笑顔が出て来ました。
そうでなくっちゃ・・・、ゴーギャンも愛した美しい島に来ているのですから。
普段はこんなにカメラを向けられることはないと思うのですが、こういう時、新しいご自分を発見されるのではないかと思うのです。
ジョハリの4つの窓の中で、盲点の窓が開き、そして、それが開放の窓に移っていく瞬間です。
人生の最も晴れやかな舞台を、最も美しい南太平洋の島で、優秀な現地スタッフのもとに映像と写真で記録。
それをご自身でご覧になられたとき、ご自身の窓が移り行く瞬間に新鮮な驚きを覚えることでしょう。