[撮影四方山話] 新たな日課
- オリジナル・シー・ヴイ代表の末次です。
オリジナル・シー・ヴイはもうすぐ15年目を迎えます。
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<目次>
1.[撮影四方山話] 新たな日課
2.先月のイチオシ!! ビデオ作品 「2016年 あれこれ」
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1.[撮影四方山話] 新たな日課
私の家の前は公園になっており、樹木も大きく育っています。
この公園の一部である30メートル程の真っ直ぐな散歩道は商店街へ通じる近道として多くの人に利用されており、私の毎朝の日課であるジョギングも、ここからスタートするのです。
ある日の朝、ジョギングを始めようとしたとき、この散歩道の脇にポイ捨てされた空き缶を見つけました。
でも、ジョギングを始めたばかりなので拾いもせず、そのまま通り過ごしました。
翌朝ジョギングしたときも、その空き缶は同じ場所にありました。
3日目の朝も、4日目の朝も、そして、1週間が過ぎてもその空き缶は同じ場所から動きません。
誰もその空き缶を拾おうとはしないのです。
そのとき、ふと思ったのです。ひょっとして、この空き缶は『私に拾われたい』と思っているんじゃないかって。
妙な感じなのですが、空き缶の気持ちが何だかわかったような気がしました。そしたら、後は行動あるのみ。
家に帰って、ビニール袋を持って来て、その空き缶を拾い、ビニール袋に入れました。ついでに、同じように捨てられているゴミを片っ端から拾いました。
ペットボトル、弁当のふた、新聞、たばこの吸い殻、たばこの空き箱、お菓子の袋、傘、タオル、・・・。
ゴミがなくなると、その木々に囲まれた散歩道は清々しい素敵な空間に変わりました。
その日以降、その散歩道のゴミを拾うことが私の日課になりました。
考えてみれば、横浜でジョギングをしていたときは一度もゴミ拾いなんてしたことはありません。
ご近所の方々が毎日箒で掃除をして下さっていましたし、地元のボランティアの方々が毎日ビニール袋を片手にゴミを拾って下さっていました。
横浜で気持ちよくジョギング出来ていたのはそういう方々のお蔭であり、言わば私はその方々の上にあぐらをかいていたわけです。
今度は私がその役を仰せつかることになりました。これまで横浜での御恩を考えれば、これから毎日精進あるのみです。
2.先月のイチオシ!! ビデオ作品
作品名 「2016年 あれこれ」
制作 福岡県女性
時間 12分
大きなイベントをビデオ作品として残しておくことは多くの皆さんのやられている通りです。
しかし、ちょっとした出来事の映像記録というのはビデオ作品にする必要もないと思われているのか、そのまま撮りっ放しにされている方も多いのではないでしょうか。
経験的に申しますと、これらの小さい出来事でも、ある期間をまとめてビデオ作品にしておいた方がよいと思います。
なぜなら、大きなイベントというのは記憶の片隅に残っていますが、小さな出来事というのはまったく記憶に残っていないからです。
数年経って、このビデオ作品を見ると驚かされます。
『えっ、こんなこともあったの?』
それはまったく新鮮な発見です。お試しあれ。
さて、2016年の初め、三社参りに出かけました。福岡県で三社参りと言いますと、太宰府天満宮、筥崎宮、宮地嶽神社をお参りすることです。
それぞれの主祭神は菅原道真、応神天皇、神功皇后ですが、北九州ではビッグスリーとも言える存在です。どんな小さな神社へ行っても上の三柱の内のひとつは祀られていると言っても過言ではありません。
そして、三社参りの楽しみは何と言っても食べ物。太宰府天満宮では「梅が枝餅」を食べますし、宮地嶽神社では「松ヶ枝餅」を食べます。
そうなれば誰でも想像するのは、筥崎宮では「竹が枝餅」が食べられるのではないかと・・・。
それが無いんです。
皆さんから期待されているのですから、いっそのこと商品開発してみたらと思うのですが・・・。無責任発言ですみません。