[PR] メディア製作大幅値下げ 最大59%OFF
- オリジナル・シー・ヴイ代表の末次です。
3月は春の訪れがあるとともに、多くの企業、公共団体、教育団体等の締めの時期でもあります。次のステップに向かうためのあわただしい日々が続きますが、お体には十分ご留意ください。
----------------------------------
<目次>
1.こんなことも出来る!? → メディア製作大幅値下げ 最大59%OFF
2.先月のビデオ作品 → 「7人の高校生と越えたカランバール峠(4,343m)」
3.ビデオ撮影上達の秘訣 → 第20回 明るさ調整
----------------------------------
1.こんなことも出来る!? → メディア製作大幅値下げ 最大59%OFF
このたび、メディア製作の価格を全面的に見直しました。
オリジナルTシャツは1枚3,700円、2枚以上は1枚につき2,600円でしたが、これを1枚当たり1,500円に統一します。最大59%OFFとなります。
これまではプリントが綺麗に仕上がるにもかかわらず高価でしたので、日常着るというよりは思い出として後生大切に保管するような代物だったのではないかと思います。これをいつでも気ままに着れるようなものにしたいと思い、この価格設定にしました。
DVD、VHSについては数量を多くご希望される方にお安く提供できるように配慮しました。最大53%OFFとなります。
数量 1 2-9 10-24 25-49 50-99 100-
VHS 3,700 2,600 2,300 2,000 1,700 1,400
DVD 4,200 3,200 2,700 2,300 1,900 1,500
今後もお気軽にお申し付けください。
2.先月のビデオ作品
作品名 「7人の高校生と越えたカランバール峠(4,343m)」
編集 Original CV 制作・著作 神奈川ヒマラヤンクラブ
作品時間 78分
人にはどうしても残しておかなければいけないものがある。
時間は一様に流れているように見えて、実は濃淡がある。私たちの記憶に残っている大切な想い出は濃い時間のとき、そして、忘れ去ってしまっているものは淡い時間のときだ。
1995年、7人の高校生を含んだ神奈川ヒマラヤンクラブ19名の隊員は第3次のパミール踏査に出かけていった。
代表である故広島氏はこの踏査の目的を大きくふたつ語っていた。ひとつはギルギットからイシュコマーンを経てカランバール峠に達する探検の空白地帯を埋めること。そして、もうひとつは16歳から65歳まで参加した隊員たちの生涯スポーツ、生涯学習の材料とすること。
氏は今より10年前にこれから迎える長寿社会(高齢化社会)に向けて、その生涯学習の場として、この踏査を意味づけていたのである。
ギルギットからイシュコマーンへ向かう道は土砂崩れにより漸くジープが通れるような悪路。ジープを捨て、ポーターを雇ってから本格的な山旅が始まった。氷河から溶けて流れてくる冷たい川を腰から胸までつかりながら何度も渡渉を繰り返す。クレバスをもつ大きな氷河を高巻き、或いは、越えて、とうとう最高点のカランバール峠4,343mに達した。
最初は人見知りしていたポーターたちとも徐々に慣れ、輪を作ってコミュニケートし始めた。途中、病人が発生するトラブルが起きるが、隊員やポーターたちは一致協力して難局を切り抜けた。
最後にポーターたちと別れるとき、隊員、ポーターそれぞれがひとりひとり両頬を合わせて抱き合い、この山旅の感謝の気持ちをお互いに伝えた。ポーターたちの姿が見えなくなるまで見送る隊員たちの姿に、この踏査の目的が十分に達成されたことが投影されていた。
故広島氏が残してくれた大切なものを忘れないためにも、10年たった今、この踏査のビデオテープは編集されたのである。
DVDを購入ご希望の方は、神奈川ヒマラヤンクラブ(尾上弘司 様宛spantik@nifty.com fax:0465-81-1089)までご連絡ください。
3.ビデオ撮影上達の秘訣
第20回 明るさ調整
前回はホワイトバランスのお話をしました。今回は明るさ調整です。
フルオート撮影ではなく、マニュアル撮影にこだわる最大の要因は明るさ調整にあります。
フルオートは初心者にとっては便利な機能ですが、ビデオカメラを使い慣れて映像にこだわりが出てくると厄介な機能に思えてきます。私はフルオートでどうしても耐えられないことがふたつあります。
ひとつは暗いところから明るいところに向けてパンをするときに、急に背景が出てくること。つまり、最初は暗いところに映った被写体がはっきりとわかりますが、明るいところにパンをするに連れ、白っぽく変化します。
そして、明るいところの部分が暗いところの部分を上回るようになると、今度は明るいところの背景に焦点があって、急に明るい部分の映像が出てきます。人間の目はこのように早く順応できないので、やっぱり不自然です。
もうひとつは夕暮れのシーン。特に夕陽が山にあたり、その深紅の部分が山の先端に移っていくときです。山屋としては最も至福のときだと思います。このときにフルオートで撮影していると、深紅の部分を除く背景の明るさが持ち上がり、実際に見ている山容と比べて、明らかにビデオカメラの映像は明るく映っています。「今はそんな昼間のような明るさじゃないよ」って言いたくなるんです。そして、深紅の部分の赤味の深さも消えてしまっているように感じます。あーあ、げんなり。
こういうとき、ビデオカメラが悪いというのではありません。ビデオカメラは万能ではなくその性能に限界があるということです。その性能の限界を知り、私たちがそれ補うことにより、より自然に見えるようにしようということ。それがマニュアル撮影における明るさ調整なのです。
次回は「絞りとゼブラパターン」について説明します。では、次回をお楽しみに。