[PR] 撮影の予約はお早めに!
- オリジナル・シー・ヴイ代表の末次です。
ジューン・ブライト。その響きに関係なく、サッカー日本代表の最終予選は大丈夫なのだろうかと気を揉む今日このごろです。
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<目次>
1.こんなことも出来る!? → 撮影の予約はお早めに!
2.先月のビデオ作品 → 「FORTUNE CLIMBING CLUB」
3.ビデオ撮影上達の秘訣 → 第23回 TO BE, OR NOT TO BE
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1.こんなことも出来る!? → 撮影の予約はお早めに!
オリジナル・シー・ヴイでは「オリジナル・クライミング・ビデオ」サイトを主催していることもあってクライミング関連の撮影が多くあります。また、季節の催し等の撮影のご依頼もあり、地方への出張もしばしばあります。
これから結婚式のシーズンにもなりますが、催しものの撮影はお早めにご予約いただくと大変助かります。
2.先月のビデオ作品
作品名「FORTUNE CLIMBING CLUB」
撮影 Original CV 制作 福山京子さん
作品時間 3分
クライミングジム「ビッグロック」ではおなじみの福山京子さんがキッズ、ジュニア向けにクライミングスクール「フォーチューン・クライミング・クラブ」を開催しています。
今回はその作品を紹介します。まずは論より証拠で、子供たちがのびのびと楽しんでいる模様をご覧ください。
以下はフォーチューン・クライミング・スクールのパンフレットより抜粋。
「フリークライミングは、体を動かすこと、頭を使うこと、冒険をすること。いろいろな楽しさがあります。おとなも子どももその楽しさは一緒だと思う。
自分の目標にむかって前向きに前進してみる気持ち、自分で決めて行動し、その結果を受け容れることのできるこころ。それらがあれば、だれでも共に楽しむことができます。
さあ、家族で、友達どうしでトライしてみましょう!」
お問い合わせ先はフォーチューン・クライミング・クラブ (E-mail:kyoko-f@muse.ocn.ne.jp)まで。
3.ビデオ撮影上達の秘訣
第23回 TO BE, OR NOT TO BE
前回はゼブラパターンの使い方のお話をしました。今回はTO BE, OR NOT TO BEについて説明します。
「TO BE, OR NOT TO BE」は有名なシェークスピアの言葉です。あえてこの言葉をここに引用するにはその訳があります。明るいところと暗いところの差が非常に大きなシーンではどちらも生かしたいけれどもどちらも生かすことができないということを経験したことはありませんか。
私の場合、よく経験するシーンは岩場でクライマーを撮影しているときに、クライマーが岩からスカイラインに出てくるときです。岩とクライマーは黒いシルエットだけでバックの空は青く白い雲が漂っているという感じです。或いは、バックの空は真っ白になり、岩とクライマーは岩肌のくぼみやクライマーの表情がしっかりと映っている感じです。両者は絞りを変えることで再現できます。
こういうとき、岩とクライマー、そして、バックの空もどちらもくっきりと出す方法はないのでしょうか。特殊なハーフフィルターを使ったりすれば撮れるかもしれませんが、いちいち着脱するのは大変面倒です。着脱をやっているうちに撮影チャンスを逃してしまったら元も子ありません。
そこで私の結論は、岩とクライマー、そして、バックの空をどちらも生かす方法はないとあっさりとあきらめることでした。どちらかを犠牲にした上で印象的な映像が撮れればいいと思います。そこで、よく使う方法は犠牲にする撮影部分を画面全体の1-3割程度に抑えるというやり方です。その部分は真っ黒く、或いは、真っ白くなりますが、他の9-7割はくっきりと映ります。
逆に、シーンによってはその犠牲となる部分とのコントラストが印象的で素晴らしく見栄えのよい映像になったりもします。
この撮影も経験ですので、何度もカット&トライを繰り返されることをお薦めします。
次回は「被写界深度を生かす」について説明します。では、次回をお楽しみに。