[PR] 「日本ビデオ風土記」サイトを立ち上げ
- オリジナル・シー・ヴイ代表の末次です。
9月11日は衆議院選挙投票日。各党のマスメディア戦略には目を見張るものがあり、映像の影響の強さを改めて感じます。これからの日本を見据えて私も一票を投じたいと思います。
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<目次>
1.こんなことも出来る!? → 「日本ビデオ風土記」サイトを立ち上げ
2.先月のビデオ作品 →「*** PART2 -***活用による業務改善-」
3.ビデオ撮影上達の秘訣 → 第26回 シャッタースピード優先
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1.こんなことも出来る!? → 「日本ビデオ風土記」サイトを立ち上げ
さて、オリジナル・シー・ヴイではこのたび、「ビデオ作品の紹介」を改めて、「日本ビデオ風土記」というサイトを立ち上げました。同時に日本語の紹介だけでなく、英語の紹介も付け加えました。
今回、「日本ビデオ風土記」を立ち上げた目的は、日本人のパーソナリティやライフスタイル、そして、個々のやり遂げた成果を世界に向けて発信しようというものです。
すでに主催している「オリジナル・クライミング・ビデオ」は、クライミング ビデオ サイトとして世界で最も人気があり、世界70か国以上の人々にご覧いただいています。
「日本ビデオ風土記」も同様に少しづつ大きくしていきたいと考えています。
2.先月のビデオ作品
作品名「*** PART2 -***活用による業務改善-」
撮影 東京都某社
作品時間 12分
企業において、コストが大きいOA機器を導入することは時代の必然である。
しかし、その導入によって確かに業務の効率化が図られたということを数字でつかむことはなかなか難しい。導入を決めた経営トップとしてはやりきれない思いがするのもこういうときである。
業務の効率化が進まない理由のひとつに、それを導入する現場からの反発がある。新しいOA機器ほど従来のやり方に慣れた現場からの反発が強いものだ。
そこで、導入するにあたってはそのOA機器がどんなに使いやすくて作業が速くなるかを教える導入用ビデオ教材が役に立つ。そして、この教材を使って現場で教育が行われる。
さて、これでおしまいであろうか。OA機器導入によって確かな業務の効率化が図られたのであろうか。
東京都にある某社はOA機器を導入後、著しく業務の効率化を進めた一人の社員を見出した。なぜ、この社員が著しい業務の効率化を行えたのか。この社員に密着してOA機器の操作方法や工夫をビデオに撮り、まとめた。
どんなOA機器も道具でしかない。活用方法こそがその企業の無形資産であり企業の力なのだということをこの会社は知っている。
このビデオ作品を制作するにあたっては、「仕上げチェック選択」で「インターネットタイプ」を使った。仕上げ校正をインターネットの映像配信によって行うため、双方のやりとりがあっという間に終わってしまう。
一般的に、社内研修用ビデオを作るとき、ある業者に委託し、その業者は役者を探し、台本を作り、現場撮影を行い、ナレーションを取り、編集を行って納入に及ぶ。素晴らしい作品には違いないであろうが、莫大な時間がかかる。
現代経営はスピードこそ、命。社内研修用ビデオもそれに対応してスピードを最重視して制作する時代になっている。
3.ビデオ撮影上達の秘訣
第26回 シャッタースピード優先
前回は「長時間固定撮り」のお話をしました。今回は「シャッタースピード優先」について説明します。
スピードが速い被写体を撮るとき、映像が流れてしまうことがよくあります。そういう効果を狙った映像であるならばそれはそれで立派な表現です。
一方、被写体は速く動いているのだけど、鮮明な映像を撮りたいというときに「シャッタースピード優先」を使います。
私の過去の経験では、近年流行っているドリフト走行車の撮影にこれを使いました。
コーナーに猛烈な勢いで突っ込んでくる車は後輪をドリフトさせ華麗にコーナーを回っていきます。シャッタースピード優先をうまく設定すると、ドリフトのとき後輪のタイヤから飛び散るゴムの破片が撮影できます。
この飛び散るゴムの破片を見ることにより、視聴者はよりスピード感が増したように感じます。
ただ、この撮影ではカメラが車を追っていくために、急激にパンをします。このパンをするときに車の背景に流れていく映像が市松模様のようなものであると、そちらのインパクトが強くなり気分が悪くなるようなこともあります。周りの状況に応じて、カット&トライでシャッタースピードを決めていくしかないように思います。
次回は「マイク音の調整」について説明します。では、次回をお楽しみに。