[PR] 卒業の記念にビデオ作品を!
- オリジナル・シー・ヴイ代表の末次です。
トリノ オリンピックもあっという間に終わってしまいました。不振の日本勢でしたが、カーリング、アルペンスキー回転、フィギュア選手の活躍は目を見張るものがありました。心技体が整わなければ良い成績を残せない。その厳しさと美しさが見る者の心を震わせるのだと思います。全力を尽くして戦った選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。
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<目次>
1.こんなことも出来る!? → 卒業の記念にビデオ作品を!
2.先月のビデオ作品 → 「回想 ~****~」
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1.こんなことも出来る!? → 卒業の記念にビデオ作品を!
3月は多くの企業や公共団体、学校等の締めの月でもあります。桜の花吹雪を通って新しい門出に立つ前に、前年度の成果に区切りをつけねばなりません。
去っていく人、残る人、それぞれの想いは同じではないでしょう。しかし、この一年間共有した時間は消せるものではありません。それを形として残す方法のひとつがビデオ作品だと思います。
放っておけば時と共に消えていってしまうものを、今、確実に残したい。そのお気持ちをオリジナル・シー・ヴイは大切にしたいと思います。
2.先月のビデオ作品
作品名「回想 ~****~」
制作 Original CV
作品時間 118分
大正生まれの母は青春時代に戦争を体験し、激動の時代を生きてきた。その体験談は戦争を知らない私にはとてもインパクトがある。同世代の父の体験談も強烈にすごいものがあったが、他界してしまい、その半生を語る記録は何も残っていない。
母が80歳を越えたとき、このまま他界してしまったら父と同様に何も残るものがないと不安になった。その体験談を残せる良い方法はないだろうか。今さら「自分史を執筆してくれ」とお願いしても、気の遠くなるような作業であるし、母の老体に鞭を打つようで忍びない。
簡単なのは体験談のインタヴューを映像で残すことだ。しかし、私がいきなりマイクを出しカメラを向けて体験談を語れといっても、「何を言ってんの」と一喝されそうだ。この手合いは身内同士ではできない。
そういうとき、母の体験談を聞きたいという方々が現れた。東京と名古屋から母の住む九州へわざわざ足を運ぶという。この機会を逃す手はない。
インタヴューの日時と段取りを決め、九州へ向かった。インタビューは初対面であるので、どうなるかと心配であったが、会話が進むにつれ緊張が解けてきた。それを確認してからビデオカメラをセットし回し始めた。丸々2時間。
この記録はそのまま永久保存版である。そして、これから何代に渡っても我が家の宝となるに違いない。同時に、我が家の宝というだけではなく、大正時代に生まれ、激動の時代を生きた一人の女性としての貴重な記録でもある。