[PR] 字幕スーパーや写真も取り込みます!
- オリジナル・シー・ヴイ代表の末次です。
ヤンキース松井選手の活躍は目を見張るものがありました。一打席一打席を大切にする姿は、そのときそのときを大切に生きねばならないというメッセージを私たちに与えてくれたような気がしました。
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<目次>
1.こんなことも出来る!? → 字幕スーパーや写真も取り込みます!
2.先月のビデオ作品 → 「比叡山・鉾岳 (宮崎県)」
3.ビデオ撮影上達の秘訣 → 第4回 帰納法・・・並列的表現
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1.こんなことも出来る!? → 字幕スーパーや写真も取り込みます!
「このように字幕スーパーを入れたいのだけど対応できますか」、また、「結婚式の披露宴に使うビデオを作りたいのだけど、子供の頃の写真をビデオの中に取り込むことはできますか」とお問い合わせがありました。
結論からいいますとどちらもOKです。
OriginalCVでは、お客様のビデオテープの録画時間によって料金が決まるシステムを採用しています。よって、字幕スーパー、及び、写真の挿入をご希望の場合、次のようにビデオテープ録画時間に換算します。
・字幕スーパー 1箇所につき、ビデオテープ録画時間換算 1分に相当
・写真(電子ファイル、スチール共) 1枚につき、ビデオテープ録画時間換算 3分に相当
(例1) お客様のビデオテープ録画時間が60分で、字幕スーパー 10箇所、及び、写真 5枚挿入をご希望の場合
実際のビデオテープ録画時間 60分
字幕スーパーのビデオテープ録画時間への換算 10箇所×1分=10分
写真のビデオテープ録画時間への換算 5枚×3分=15分
よって、総合ビデオテープ録画時間は、(60分+10分+15分=)85分となります。
(例2) 写真だけからビデオスライドショー作成をご希望の場合
写真30枚では、総合ビデオテープ録画時間への換算は30枚×3分=90分
写真1枚につきひとつ字幕スーパーを入れるとすると、字幕スーパーのビデオテープ録画時間への換算は、30箇所×1分=30分
総合ビデオテープ録画時間は、(90分+30分=)120分となります。
よって、字幕スーパー付き写真30枚以内のビデオスライドショーは、おまかせコースで29,800円となります。
<注> 上記の換算はお客様が独自に字幕スーパーや写真挿入をご希望する場合に適用します。
編集時にOriginalCVが独自の判断で挿入する字幕スーパーや写真挿入には適用しません。つまり、ビデオテープ録画時間への換算は0分です。
2.先月のビデオ作品
作品名「比叡山・鉾岳 (宮崎県)」
撮影 OriginalCV
作品時間 25分 (テープ録画時間 120分)
OriginalCVは山岳撮影、特に、フリークライミング、アルパインクライミング、沢登りの撮影は十八番である。
今回は宮崎県の比叡山・鉾岳に出かけて撮影をしてきた。宮崎県は岩場の宝庫である。高千穂の辺りは深い渓谷と断崖絶壁の山々が延々と続く。
まず、比叡山に行き槍のように立つニードルルートを登った。風は強かったが、深い渓谷を見下ろす頂上付近の高度感は最高だった。その夜は庵・鹿川で一晩お世話になった。この山奥で暖かく迎えていただいたご好意には、本当に感謝に耐えない。
翌日は鉾岳に向かった。鉾岳は日本でも最大級の一枚岩がある。挑んだルートは「春は曙」。約240mにも及ぶ強烈なスラブだ。
行けども行けどもスラブは続く。6ピッチ目辺りの高度感は最高。傾斜もひときわ厳しくなり核心を向かえた。最後の力を振り絞って登る。頂上からは、秋に染まりつつある懐の深い山々が目に染みた。
この作品はこちらからご覧いただけます。
3.ビデオ撮影上達の秘訣
第4回 帰納法・・・並列的表現
前回は「わかりやすいシーンの組み立てとは?」という内容で、「人類共通のロジックを映像に応用することができないか」について挑戦してみようということを述べました。そして、そのロジックとして、帰納法と演繹法を選びました。
今回はそのひとつである帰納法について見ていきましょう。
帰納法とは、特殊から普遍を導き出す方法です。
例えば、水星は丸い。金星は丸い。地球は丸い。よって、惑星は丸い。というようなロジックです。記号で書くとA=E、B=E、C=E、よって、D=E。結論を先にもってくると、D=Eである。その理由はA=E、B=E、C=E。
これを表現形態としてみると並列的な表現といえます。
この表現方法はよくプレゼンテーション等で使うのではないでしょうか。
わが社の製品は世界でもっとも優れたものである。その理由は3つあり、ひとつ目は・・・。ふたつ目は・・・。みっつ目は・・・。
これをもっとわかりやすくするために、一枚の紙にテーブル(表)を使って示すことはもはやビジネスの常識です。
では、これをビデオ撮影で取り入れたらどうなるでしょうか。
まずは結論として全体を撮ります。そして、次に、その要素をひとつずつ撮っていくということに当てはまります。
或いは、要素をひとつづつ撮っておいて、最後に全体を撮るということでも同様です。
例として、4人家族を撮影する場合を考えてみましょう。
まずは、4人全員を撮ります。そして、次に、お父さん、お母さん、おばあちゃん、息子さんを一人ずつアップで撮ります。そうすれば、この一連の映像は家族構成を表現したかったのだなと視聴者にわかります。
或いは、お父さん、お母さん、おばあちゃん、息子さんを一人ずつ撮っておいて、最後に4人全員を撮っても同様な表現となります。
また、ビデオには空間だけではなく、時間というものを表現できる特長があります。
まず、ある時期に4人全員を撮ります。5年後、10年後、15年後に同様に撮ったとします。この4つの映像を繋げると視聴者は4人家族の遍歴を察知するでしょう。
以上、帰納法からビデオ撮影に使えるような並列的な表現方法を導きだしました。
以降、これらの表現を使うために名前をつけておきたいと思います。前者の例を空間並列表現、後者の例を時間並列表現と名付けておきましょう。
次回は演繹法について述べたいと思います。では、次回をお楽しみに。