[失速する市販ビデオカメラ] (7)個人向けのビデオ編集サービス
- オリジナル・シー・ヴイ代表の末次です。
WBC!! 日本チームの応援に力が入り過ぎました。今は脱力状態です。
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<目次>
1.[失速する市販ビデオカメラ] (7)個人向けのビデオ編集サービス
2.先月のイチオシ!! ビデオ作品 → 「**先生へのビデオレター」
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1.[失速する市販ビデオカメラ] (7)個人向けのビデオ編集サービス
少しおさらいをしておこう。
デジタルカメラで撮影したものはそのまま「写真作品」となる可能性がある。しかし、ビデオカメラで撮影したものは映像素材であり、そのままでは「ビデオ作品」にはならない。「ビデオ作品」にするためにはビデオ編集をする必要があるが、それは地道な作業の連続で時間がかかり、かつ、それを起承転結にまとめるにはセンスも必要である。
デジタルカメラ : 撮影 → 「写真作品」
ビデオカメラ : 撮影 → ビデオ編集 → 「ビデオ作品」
ビデオカメラを購入された方の多くは、このビデオ編集というハードルを越えられずに、「ビデオ作品」まで到達していないのではないかと考えられる。「ビデオ作品」にまで到達しないから、第三者に見せることもできないし、撮影してもそれっきりになってしまうので、徐々にビデオカメラに対する興味を失っていき、最後はビデオカメラごと押入れに入ったまま出てこないということになる。
つまり、ビデオカメラのネックはビデオ編集なのであるから、これを誰かに任せることができれば、「ビデオ作品」を簡単に手に入れることができる。そうすれば、ビデオカメラユーザーは撮影することに専念するだけでよいので、デジタルカメラと同じ感覚でビデオカメラを楽しむことができる。
そこで、私のような個人向ビデオ編集サービスが登場することになるわけだが、まだまだサービスを提供している事業主は少ない。(注:企業向けの編集サービスは山ほどある。)
それにビデオ編集というのは編集者のセンスに依存するところが多く、安ければどこでもよいというものでもない。ご自分のスタイルや感覚にマッチする編集者を見つけ出す必要がある。
願わくば、個人向けビデオ編集サービスを提供する事業主が増え、ひとつの業界のようにでもなれば、お客様の選択肢が増えると思うが・・・。
ーーー 次回につづく ---
2.先月のイチオシ!! ビデオ作品
作品名「**先生へのビデオレター」
制作 東京都女性
作品時間 11分
この春に卒園する園児と親から、保育園の先生へ贈るビデオレターである。
「時は21世紀・・・。選ばれし子供たちが**保育園に集められた・・・。」の白文字が浮き上がる。遊び心いっぱいだ。
そして、人気アニメの登場。そして、そこに卒園児たちがフラッシュのように現れる。意表をついたこの登場が面白い。
それから、卒園児とその母親の一組ずつ、お世話になった先生へメッセージを贈る。照れくさくもあり、きちっとしゃべりたくもあり、はにかむ園児の仕草をずっーとカメラは捉える。
最後に、曲に合わせてのダンスなのだが、ダンスしている園児は4分の1以下。みんなはしゃぎまわって、自由奔放。小さな体からエネルギーが飛び散っている。
「**先生、ありがとうございました」
この若き日本のエースたちは小学校へと進んでいくのだ。
<<お客様のからのご感想>>
確認させていただきました。想像していた通り、それ以上の素晴らしい出来で感動しています。