[PR] オリジナル・クライミング・ビデオ開設10周年(その1)
- オリジナル・シー・ヴイ代表の末次です。
「梅雨」という言葉には風情があります。「rainy season」じゃあ、ちょっとねえーー。
----------------------------------
<目次>
1.[PR] オリジナル・クライミング・ビデオ開設10周年(その1)
2.先月のイチオシ!! ビデオ作品 → 「想い出」
----------------------------------
1.[PR] オリジナル・クライミング・ビデオ開設10周年(その1)
オリジナル・クライミング・ビデオを開設して、今年でちょうど10周年となる。
ヤフーやGoogleで、「クライミング ビデオ」、或いは、「climbing video」で検索すると、どちらもトップに紹介される。日本語版と英語版をもつこのサイトは世界的にも有名なサイトとなっており、今日も世界中からアクセスがある。
ここに至るまでの道のりは長かったが、10周年の区切りとして、過去を振り返り、今後、どのように進めていくかを考えるのもあながち無駄なことではないように思う。
今でこそ、動画配信は当たり前で、YouTubeのような動画登録サイトもあるが、10年前といったら回線速度はISDNの128k bpsがやっとの世界。ブロードバンドにはほど遠い状況の中で、動画配信を始めたのだから大変だった。先見の明があるというか、無謀というか・・・。
では、次回から、このサイトを始めるようになった動機、発展の経緯、そして、今後の進む方向について、述べてみたいと思う。
2.先月のイチオシ!! ビデオ作品
作品名「想い出」
制作 東京都男性
作品時間 39分
ある日突然、予約の連絡もなく、6本のビデオテープと音楽CD1枚が送られてきた。同梱されていた編集依頼の手紙を拝見すると、まだ、ご希望の納期には時間があった。少しほっとしたところで、ビデオテープをデッキに入れた。
内容はお母様を収録したものである。お墓参りや何回かにわたる旅の模様が撮影されていた。撮影されているほとんどが、ご子息がカメラマンとなり、お母様が出演者となっていた。
二人三脚の物語なのであるが、お母様が笑っているシーンはあまりなく、淡々とビデオテープは回った。
そして、ときどき映る小さな額に入れられた若い女性の遺影が気になる。亡くなられたご息女なのであろうか。
ある年の末、お二人で旅に出られ有名温泉のホテルに宿泊された。ホテルの夕食のテーブルでは北欧人によるマジックや歌のショーが催された。大柄なブロンドの女性歌手がステージから下りて、お母様のところにもやってきた。
そして、その女性歌手とお母様が握手を交わすときに初めて、お母様の笑みが表れた。
この晩、この温泉街の主催で花火大会が行なわれた。何万発の花火が上げられたのであろうか。シュルシュルシュル、ボーン、ボーン、ボーン。
一瞬のお母様の笑みと一発一発上がる花火がイメージ上でディゾルブする。
一瞬の出来事なのだけれどもそのイメージがいつまでも頭から離れなかった。
<< お客様のご感想 >>
ビデオ制作 母の命日に間に合い感謝しております。故人を偲ぶ会はきっと親戚の皆様を感動させる事かと思います。親不孝ばかりで… 本当にありがとうございました。
この仕事とても良い仕事ですね~。これからも頑張ってください。