[撮影四方山話] イタリアの男性ファッション
- オリジナル・シー・ヴイ代表の末次です。
今年も近くの公園の池に鴨が渡って来ました。昨年に比べて2倍の数です。公園を散歩をする人の数も増えているように思えるのは気のせいでしょうか。
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<目次>
1.[撮影四方山話] イタリアの男性ファッション
2.先月のイチオシ!! ビデオ作品 → 「丸山東壁」
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1.[撮影四方山話] イタリアの男性ファッション
昨年は、イタリアのスペルロンガ、フィレンツエ、ローマを回り、今年はシチリア島のパレルモ、アグリジェント、トラーパニを回ってきました。
それぞれの旅行記は次の通りです。
・イタリア旅行記 ~スペルロンガ・フィレンツエ・ローマ~
・イタリア・シチリア島旅行記
この機会にイタリアで見たこと・感じたことをまとめてみたいと思います。
私にはファッションについて語る資格はないと前置きをしておきます。
というのも、あまり興味がないからで、今着ているものもパジャマなのか、普段着なのか、クライミングウェアなのかわからない。お恥ずかしい限りです。
さて、そこで、今回同行させていただいたTさんの奥様の言葉を少々拝借しながら、話を進めていきたいと思います。
まず、イタリアでは日本に比べて男性ブティックが圧倒的に多い。つまり、男性も女性と同様にお洒落に気を遣っているということです。
そう言われてみれば、確かにカッコイイ。ジーンズに、糊の効いたカラーシャツをビシッと着こみ、革靴で締める。もちろん、ベルトは個性を生かしたものだ。そこに、ジャケットを羽織れば完璧。
私などはジーンズと聞けば、よれよれのTシャツに運動靴。これで十分だと思っているのだけど、そういうわけにはいかないようです。
そういえば、パレルモの街の中で、Tシャツ、短パン、サンダルという姿はアメリカ人の観光客か、私ぐらいなもので、地元の人たちは誰一人としてそんなだらしない格好はしていない。浮浪者や物乞いも多いのだけれど、そのような格好はしていないのです。
価値観、国民性の違いというか、うーん。
「日本の男性も、もう少しまともな格好をしてよ」といつ言われるのか、少々びくびくしていたのでした。「質実剛健」なんていう言葉はとっくの昔に廃語になってしまったようで・・・。
2.先月のイチオシ!! ビデオ作品
作品名「丸山東壁」
制作 Original CV 作品時間 28分
扇沢からトロリーバスに乗り、黒部ダムで降りる。通常、一般客は黒部ダム堰堤へ出て、堰堤の上から大放水を眺める。
しかし、私達は下の廊下の方へ降りて行き、川筋から黒部ダムの大放水を見上げることになった。
しばらく下の廊下を歩くと内蔵助平谷出合いに達し、そこから谷間に入ると正面に丸山の黒々とした岩壁が現れる。「黒部の巨人」と言われた大岩壁である。
2日間で中央壁・緑ルートと東壁・左岩稜ルートを登った。これらのルートは1960年代に開拓されているが、今は当時の賑わいをよそに、私達以外は誰も取り付いていなかった。
クライミングにもブームがある。この「黒部の巨人」がまたいつか見直され、賑わいを取り戻すときが来るのだろうか。それまでは静かに北アルプスの懐で眠っている。
このビデオ作品のオープニング映像はこちら。