[PR] BGMはOriginal CVに任せることもできます
- オリジナル・シー・ヴイ代表の末次です。
鳥インフルエンザといい、BSEといい、食生活に関わる大きな事件が相次いでいます。逆にこのことによって、食の大切さを感じているのは私だけでしょうか。
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<目次>
1.こんなことも出来る!? → BGMはOriginal CVに任せることもできます
2.先月のビデオ作品 → 「平成十六年___成人式」
3.ビデオ撮影上達の秘訣 → 第8回 映像サイズの違い
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1.こんなことも出来る!? → BGMはOriginal CVに任せることもできます
音楽はイメージにとって最も重要なものです。しかしながら、音楽は人によってその嗜好の差が大きいのもひとつの特長です。ある人はクラシックを、ある人はポップスを、そして、ある人は演歌を好みます。音楽の種類は無数にあり、千差万別とはまさにこのことです。
そのように嗜好の差の大きい音楽ですから、Original CVでは、出来る限りお客様のお選びになられた音楽を使って作品を編集したいと考えています。そうすることによって、お客様のイメージに近づいたビデオ作品を完成させることが出来ます。
お客様の好きな音楽曲がありましたら、どうぞその音楽CDをお送りください。
また一方で、音楽はあまりこだわらないや、とか、公衆の場で作品を開示したいから著作権を気にしない音楽を使いたいがそのような音楽は所有していないと言う方が多くいらっしゃいます。
Original CVでは、Original CVが権利許諾を得ている音楽を多数準備しています。ですから、音楽CDを送らずとも、テンポの遅い曲とか、メローな感じの曲とか、アップテンポな曲とか、お客様の持っている曲のイメージをご連絡ください。Original CVで、最もふさわしい曲を選んでBGMに使うようにします。お気兼ねなくご相談ください。
2.先月のビデオ作品
作品名「平成十六年___成人式」
撮影 東京都 複数の女性
作品時間 20分 (テープ録画時間 114分)
人間の知的産物はすべて企画から始まります。小さな企画の積み重ねが事業になり、小さな事業の積み重ねが業界になります。業界が成熟すればそれがその時代の文化の礎となり、そして、その文化は人類の歴史として永遠に残るのです。
今回、ご紹介する作品は、今年成人式を迎える方達が集まって自らの成人式を催したものです。この式を催すにあたっては相当に時間をかけ準備されたことが、式の内容の濃さで分かります。
そして何よりも、小さいのだけれどもそのアイデアの豊富さに驚きます。彼らの感性によって、また新しい時代の企画が次々と始まっているのだと心服しました。
今後もますますご活躍をお祈りしたいと思いますし、自分自身も自分の時代の感性を大切にして次なる企画を催していかねばという思いを新たにさせてくれる作品でした。
<<お客様(東京都 男性)のご感想>>
ほんとにありがとうございます。ほんとにほんとに感謝です。ありがとうございました。ほんと一生の思い出になりました。またの機会利用させていただきますのでよろしくお願いいたします。
3.ビデオ撮影上達の秘訣
第8回 映像サイズの違い
前回は手ぶれ対策について説明しました。今回は映像サイズの違いについて説明します。
映像サイズは7つに分かれています。
(1)Very Long(超遠景)
(2)Long(遠景)
(3)Full(全景)
(4)Medium(七分身)
(5)Bust(半身)
(6)Up(接写)
(7)Close Up(超接写)
人を映す場合を考えてみましょう。(1)、(2)はまだ人の表情がわかりませんが、その人の置かれている状況がわかります。(3)は全身を撮影しますので、その人のスタイルがわかります。そして、(4)、(5)になって、その人の表情の豊かさがダイレクトに伝わってきます。最後に、(6)、(7)でその人の最もチャーミングなポイントを映すことによって、パーソナリティを表現できます。
撮影では、この七つのサイズを組み合わせて撮ることがポイントです。
次に例を挙げて説明しますが、その前に、もし、組み合わせをせずに撮影した場合どのようになるでしょうか。
- 1サイズに固定して長回しで撮っている場合
技術を習得するようなときによく使います。しかし、映像に変化がないため視聴者に見せてもすぐに飽きられてしまいます。
- 左に右に何度もパンをしたり、ズームで寄ったり離れたりする場合
パンやズームは視聴者の視線を誘導するために使います。パンの場合では左から右に振る場合は右に振り終えた時点で撮影を終えることが重要です。そこで終わらずに、また、左に戻って撮っている方をよくみますが、戻った時点ですべてが台無しです。どこに視線を誘導しているかがわからなくなるからです。
クライマーを撮影する場合を例に挙げて説明します。
まずは、(2)Long(遠景)で入ります。遠景で入ることによって、クライマーの登っている周りの状況がわかります。どのような壁なのか、天気は晴れているのか、季節はいつ頃なのか、この1シーンで多くの情報を視聴者に提供できます。
次に、(3)Full(全景)でクライマーを紹介します。人間のパターン認識能力は高く、顔がわからずとも人の全体を見るだけで、誰々さんが登っているということがわかります。
それから(3)Full(全景)、(4)Medium(七分身)、(5)Bust(半身)を組み合わせて、ダイナミックにクライミングシーンを演出します。ときどき、(6)Up(接写)、(7)Close Up(超接写)を加えることによって、クライマーの個性を一層引き出すことができます。
そして、クライミングの終了と共に、(2)Long(遠景)に戻って、撮影の全体を締めます。
この七つの映像サイズを知ることにより、撮影の基本は何かを実際に体得することができます。何も知らずに撮影しているよりも、意識してLong、Full、Medium、Bust、Close Up、Medium、Full、・・・と心でつぶやきながら撮影してみましょう。映像の中味が一挙に濃くなることは請け合いです。
次回はズーム、パンの注意点について説明します。では、次回をお楽しみに。
(参考文献)映像編集の秘訣 玄光社MOOK