[撮影四方山話] 楽しいイタリア語(動詞の活用)
- オリジナル・シー・ヴイ代表の末次です。
イタリアのフィナーレ・リグレに滞在して驚いたことは、食材がいずれも新鮮で、美味しくて、安い。価格は日本の1/2~1/3です。
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<目次>
1.[撮影四方山話] 楽しいイタリア語(動詞の活用)
2.先月のイチオシ!! ビデオ作品 →「A State of Mind -Climbing On Squamish, 2011-」
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1.[撮影四方山話] 楽しいイタリア語(動詞の活用)
イタリア語は英語と比較して覚えるとわかりやすいと思います。
欧州言語の根幹は英語でいうBe動詞、Have動詞にありますが、まずはHave動詞に対応するイタリア語Avereの活用を見てみます。
Have(英語) Avere(イタリア語)
1人称単 have ho
2人称単 have hai
3人称単 has ha
1人称複 have abbiamo
2人称複 have avete
3人称複 have hannno
一見して、イタリア語のAvereの活用が複雑です。しかし、このメリットも大きいのです。動詞を見ただけで、主語がすぐにわかりますから、主語を省略出来ます。そして、疑問文を作るときには最後に?だけでOK。英語の疑問詞にあたるDoやDoesは必要ありません。
難所であるイタリア語の動詞の活用の法則を覚えてしまえば、勝ったも同然となります。
このように見ると、言語の論理体系として、英語よりもイタリア語の方が優れているのではないかと思えてしまうのです。
2.先月のイチオシ!! ビデオ作品
作品名「A State of Mind -Climbing On Squamish, 2011-」
撮影・編集 Original CV 制作 FTG
作品時間 48分
スポーツの世界では、耳にたこが出来るほど聞かされる「心技体」という言葉。もちろん、クライミングも同様であるが、この言葉ほど奥が深いものもない。
気持ちで負けてはいけない。集中すること。・・・と自分に言い聞かせようとするが、目前の恐怖になかなか勝てない。自分の「心」に負けてしまっているのだ。
逆に、「技」と「体」が伴っていないのに、「心」だけで無理に突っ込んで怪我をする人を星の数ほど見てきた。
「心技体」の両立は本当に難しいが、稀に、それが出来る瞬間がある。
そのとき、その人間の行動は人知の及ぶ領域を超え、神の世界の中に存在しているように見える。
2011年8月から9月にかけて、カナダ・スコーミッシュで見たクライマーの姿はそれに近かったのではないだろうか。
オープニング映像はこちら。