作品名「アンニョンハセヨ~」
制作 神奈川県男性
作品時間 11分- 昨年の暮れに問い合わせがあり、近くの駅のスタバでお会いすることにした。
相談の内容は小さなUSB1個に入っているデータから、10分程のプレゼンテーション資料を作って欲しいという依頼である。
USBの中には50枚ほどの写真と3時間ほどの映像データが入っていた。
「映像データは素人が撮影したものなので、手振れがあったり、短かったりでどのようにまとめてよいか、わからない。」とのことだ。
早速、持ち帰ってUSBの中身を見てみると、内容は子供たちが韓国の姉妹都市に表敬訪問して国際交流を行ったものだった。
確かに、ビデオカメラに慣れてない方が撮影されているので映像データに手振れが多い。しかし、それ以上に子供たちのはち切れるような表情に驚いた。
見るもの、触るもの、食べるものがすべて新鮮で、そこに子供たちの純粋な感動や喜ぶ姿があった。なんと言っても子供たちのキラキラと輝く目が眩しい。
3時間の映像データを10分にまとめるので、ストーリーに注意するのはもちろんのことであるが、なによりも10分の内容は子供たちのキラキラと輝く目の映像だけを取り出してビデオ作品にしたといってもよい。
子供たちのこの感動が未来の新しい地球を創っていく種になるのだと私は信じている。 - メールマガジン No. 114 2013-02-01