作品名「**箏曲教室 第*回おさらい会」
制作 埼玉県男性
作品時間 125分- この作品は箏曲教室の発表会の模様をまとめたものである。
箏曲はお正月によく耳にするけれども、普段あまり聞くことがないという方が多いのではないだろうか。ご多分に洩れず、私も同様である。
「さくら さくら やよいの空は見渡すかぎり・・・」以外にどのような曲があるかもほとんど知らない。
そのような状況の中で、この発表会のビデオを拝見した訳だが、新鮮に驚いた。
箏の音色、響き、広がり。合奏曲で織りなす、音の躍動。
言葉では説明できないので、聞いていただくのが一番なのであるが、このメルマガではそういうわけにもいかない。この発表会で演奏された曲目の中で、私の好きだった2曲の説明文を紹介しよう。これで少しでもイメージできるだろうか。
「ウルマ」
3部構成の合奏曲。1部は沖縄の青海原。穏やかでどこまでも澄んだ海が続く。2部はサンゴ礁の海中。そして、3部はサンゴの間を縫うように泳ぎ回る島魚達の素早い動きを表現。
「ひぐらし」
夏、夕立ちが激しく降る。雨が上がり、夕日が差し込み、林の木々が水玉で輝く。そして、静かに鳴き始めるひぐらしの声。 - メールマガジン No. 118 2013-06-01